(私のコメント)
二ヶ月前にDVDレコーダーを買いまして、録画はVHSビデオから完全にDVDに乗り換えています。DVDレコーダーにはHDDが内蔵されていて、とっさの場合にもレコードボタンを押せば録画できるのは便利になりました。VHSビデオの場合その都度テープの残量を気にしながらテープをセットして録画しなければならない。DVDの場合には画質のレベルを調整しながら録画できるので最長160時間も録画できる。
「流転の王妃・最後の皇弟」という番組も、たまたま新聞のテレビ欄を見たらあったのでとりあえず録画ボタンを押した。つまらなかったら、その時点で録画を止めればいい。結局二晩連続して録画しました。視聴率も25%を超えて良かったらしい。確かにテレビドラマとは思えない時間と費用をかけた大作でした。来年の2月にはDVDとして10000円ぐらいで発売される。
私の場合DVDにダビングしたので10000円得した事になります。これからのテレビドラマは使い捨てではなくDVD化してソフトとして販売されるようになって、ある程度製作費用をかけてもペイできる作品が増えてゆくようになるだろう。レコード店などではDVDの連続テレビ番組の作品がたくさん並ぶようになりました。
この作品のヒロインの常盤貴子は美人女優として人気最高で、深津絵里も30歳前後と同じ世代です。若さと演技力がバランスが取れて今が旬の女優です。これ以上年をとると御嬢様役などは難しくなるし、これ以上若いとベテラン俳優達との演技力に太刀打ちが出来なくて浮いてしまいます。DVDの高画質で見ても常盤貴子の美しさが引き立っています。
主役の竹野内豊の中国語もたどたどしい日本語の台詞も上手くこなしていた。中国ロケもふんだんに行われていて、映画の「ラストエンペラー」と全く同じロケ地が使われている。前半のドラマは結婚して日本での新婚生活と満州に渡っての生活が描かれていますが、満州帝国時代の宮殿がそのまま使われている。
このように中国のロケや中国人俳優もたくさん共演しているので、内容的に史実とは違う部分も出てくるのはしょうがないだろう。「ラストエンペラー」にしても満州族と漢民族との確執が描かれていたように、当時は「中国」と言うよりも「シナ」とか「満州」と言うべきところがみんな「中国」と言いかえられている。言葉も民族も北京と満州とでは異なる。
公式ホームページでも写真がたくさん使われていますが、私のHPの画像はみなDVDから直接キャプチャーしました。公式ホームページの写真は放送された画面とアングルも枠取りも多少違います。スチール写真として別に撮られたのだろう。テレビドラマをキャプチャーしながら見るとカメラマンになったような気がします。常盤貴子や深津絵里のような美人女優をモデルにカメラマンとしてのうでが試せます。
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