NHK50周年記念ドラマ「川、いつか海へ」(第五話)


◆いつまでも口先男に騙される間抜けな女 ニュースと感想より(12月26日)

「小泉への失望」について。
 小泉が道路公団改革で挫折したのを見て、朝日が失望している。「改革を期待したのに、党内の抵抗勢力に勝てないで、やっていないぞ。期待はずれ」という趣旨。(朝刊・社説 2003-12-25 )
 これをたとえれば、新婚夫婦の仲だ。
 「この人がいいと思って、結婚したのよね。彼、ハンサムで、格好良くて、言葉が立て板に水で、高収入も約束してくれたから。……でも、2年たったら、高収入なんて、とんでもない。ずっと貧乏よ。とんだ口先男だったわ。期待はずれ」
 この女は、さんざん「期待はずれだ」と言っている。しかしねえ、そんなことは、最初から何度も忠告されていたでしょうが。「こいつの考え方は、根本的に狂っている。高収入を得るためには、理想の追求ではなくて、まず働くことだ」と。
 なのに、騙されたとしたら、騙された方が悪いんでしょうが。悪いのは、口先男ではなくて、自分でしょうが。なさけないねえ。
 口先だけは夢のような理想を唱えて、金をちっとも稼がない男がいる。こういうのを「だめんず」という。週刊誌「SPA!」に連載中の「だめんず・うぉ〜かあ」に出ている、典型的なダメ男だ。つまり、「無収入」「口先だけ立派」「妄想癖」「暴力をふるう」……ほら、ぴったりでしょうが。「不況」「改革を標榜」「改革で景気回復と主張」「イラク派兵」というのをやる人物が。

 何度も言っているが、「改革で景気回復」なんて、ありえない。バブル期に好況だったのは、改革が十分だったからではなく、単に貨幣供給量が増大したからだ。つまり、過剰な量的緩和があったからだ。(後述の[付記]を参照。)
 こういうマクロ経済も理解しないで、「改革、改革」といまだに夢を見ている朝日のようなものは、いつまでもダメ男に騙されている間抜け女なのである。
 男が言葉を実行しないことが問題なのではない。男の言葉がもともと妄想なのに、その妄想を信じる女の低知能が問題なのである。こういう女は、まず、自らの低知能を治すことが、先決だ。さもないと、いつまでも騙されつづける。
( ※ なお、男の妄想を、いちいち治す必要はない。妄想を言うダメ男なんか、捨てればいいだけだ。「だめんず・うぉ〜かあ」に、そう書いてあるでしょ。)

NHK 「川、いつか海へ」のホームページ

(私のコメント)
23日の日記に書いた第一話の続きの第五話になりますが、慎平と多実は一年後に再会する。慎平が勝手に愛人を作って離婚させられたのだから、どんな女だって頭にきているはずです。バブルの崩壊で店を何軒もたたみ、経営は火の車だから慎平からは慰謝料も取れなかっただろう。その慎平がまた会いに来たのだから多実は無視するが、結局は会ってしまう。

慎平の大言壮語は相変わらずですが、今度はちょっと様子がおかしい。借金取りの暴力団に追いかけられ、生命保険の保険金で借金を返すように迫られている。それで元妻の多実に会いに来たのだが、最後の別れに来たらしい。今度は慎平のほうからお願いとしてガラスの浮き玉を一緒に探そうと言ってくる。しかし多実にとっては慎平は「別れても好きな人」でOKしてしまう。

このあたりから物語りは非現実的な展開になる。現実には元夫はストーカー行為で訴えられるだろう。さらには元妻の実家の財産を狙っていると思われても不思議ではない。事実、慎平は詐欺容疑で警察にも追いかけられていた。しかしながら多実と慎平との仲はみるみる回復していき、多実の母まで娘のために財産の処分まで言い出す。絶対にありえない展開だ。

慎平は自殺を考えているらしいのだが、それを思い止まらせるために説得することならありえる。ストーリー展開は浮き玉を海に放したところで終わりますが、その後の展開を現実的に推測すると、六話の様子から財産を慎平のために処分はしなかったらしい。慎平は詐欺容疑で捕まり刑務所入りしただろう。ガラスの浮き玉はカナダまで流れ着いた。

問題は多実のその後はどうなったかですが、離婚のショックが長引き劇痩せして健康を害してしまったのではないかと思う。慎平と再会した時も多実を演じた深津絵里は劇痩せして痛々しい様子がよく出ていた。同じく深津絵里が主演した「ハル」と言う映画も恋人が交通事故で死んでしまい、心を閉ざしてしまったヒロインを演じていましたが、男運の悪い役が似合うようだ。

ユースケ・サンタマリアが演じた慎平は、親から事業を引き継いで手を広げすぎて、バブルの崩壊で生活が破綻した男ですが、このような男はどこにでもいる。口先が達者でスマートでカッコがよくて遊び上手なら女にもてる。しかし仕事が出来ず金は使うだけ。そんな男に騙される女は間抜けである。

しかしこれは日本全体にもいえることで、ハンサムでカッコがよくて口先が達者な総理大臣に国民は騙されている。二年半経っても経済は失政続きで銀行破たんするところが相次いでいる。大言壮語するが中味がない。その挙句アメリカと言う暴力団に尻尾を掴まれてイラクへ派兵する。それでも小泉首相を支持すると言う国民はテレビドラマの多実そっくりで、激痩せしてまで男に尽くす姿は痛々しい。



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