NHK50周年記念ドラマ「川、そして海へ」(第一話)



テレビドラマはやはりCM抜きでないと、雰囲気がズタズタになり楽しめません。だから民放のテレビドラマはほとんど見ていない。内容もくだらないものが多く時間の無駄遣いになります。テレビはもっぱらニュースとドキュメントものとスポーツ中継が中心になります。以前にテレビドラマを取り上げたのはやはりNHKテレビドラマの「緋色の記憶」がありました。鈴木京香主演のドラマでした。

今回はユースケ・サンタマリアと深津絵里主演で6回シリーズの第一話になります。途中から見た人は「踊る大捜査線」の続編と間違えただろう。キャラクター設定がほとんど同じで主演の深津絵里も過去のトラウマを抱えた役柄です。ユースケ・サンタマリアも同じ軽いひょうきんなキャラクターで演じています。二人のハイキングの掛け合いは「踊る大捜査線」そのままで、とても離婚間際の夫婦には見えません。

NHK 「川、いつか海へ」のホームページ


ハイビジョン向けに作られたテレビドラマなので、ドラマの合間に入る美しいシーンは十分に再現できないのが残念ですが、お金があればハイビジョンTVがほしくなってきます。ニュースなどは従来画面でも良いのでしょうが、ドラマや映画にはハイビジョンのほうがいいでしょう。住宅事情が許せば大画面の液晶テレビが欲しくなります。

さらには役者さんもハイビジョンのアップにも耐えられる人でないときびしいでしょう。ユースケ・サンタマリアも深津絵里も今や売れっ子のスターですが、二人とも三十代の離婚寸前の夫婦を演じながらも、「踊る大捜査線」の乗りでコメディータッチの作品になっている。30歳前後の仲睦まじい恋人同士にしか見えませんが、夫のほうが若い愛人を作って、ものわかりのいい妻が離婚に応ずる代わりに、ハイキングに誘うのはなぜだろう。

多実は両親が若くして死別したのは、夫が妻を愛するあまり無理して事故にあったためですが、だから自分は夫に対して距離をおいた関係になってしまう。そのために慎平は寂しさを感じて愛人を作ってしまったらしい。多実がそのことに気が付いたのは最後のハイキングで野宿した最後の夜だった。慎平から「お前が涙を流したところを見たことがない」と言われて始めて気が付いた。

慎平は女にもてるが、親から引き継いだ商売が上手く行かず、今や火の車。だけどベンツを乗り回し、資産家の娘を愛人にして財産を当てにしているダメ男です。第五話で続編が放送されますがどのような展開があるのでしょうか。よりを戻してハッピーエンドでは単なる青春ドラマになってしまう。自分の夫に対して心を閉ざしてしまっていたことに気付いた多実はどうするのだろうか。




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