2002年7月9日
(ダウ・ジョーンズ)粉飾決算が問題となった米通信大手ワールドコム(Nasdaq:WCOM,WCOME)の社債で巨額の損失を被ったとして、いくつもの公的年金基金が集団代表訴訟を起こすと見られる。ワールドコム本体および、2001年5月に118億ドルという記録的な起債を引き受けた証券会社数社を相手として提訴する、と本件を担当するウィリアム・レラック弁護士は語った。レラック氏はアーサー・アンダーセンとエンロンの銀行団を相手取った、エンロンの株主代表訴訟も担当している。[DOW JONES 2002-7-4](ダウ・ジョーンズ)[7月4日11時43分更新]